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はまな (給油艦) : ミニ英和和英辞書
はまな (給油艦)[かん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きゅう]
  1. (n-suf) wage 2. gift 
給油 : [きゅうゆ]
  1. (n,vs) supply of oil 
: [あぶら]
 【名詞】 1. oil 
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

はまな (給油艦) : ウィキペディア日本語版
はまな (給油艦)[かん]

はまな(, AO-411)は、海上自衛隊給油艦(AO)、のちに補給艦(AOE)に種別変更された。艦名は浜名湖に由来する。同型艦は無し。
== 概要 ==

海上自衛隊の初の給油専用艦である。第1次防衛力整備計画の原計画には含められていなかったが、訓練航海の期間延長による訓練効率の向上、および原子力潜水艦の増勢に伴う対潜戦作戦の長期化に対応するため、昭和35年度予算において、急遽、2,900トン級給油艦として計上された。
計画番号はJ-102とされ、技術研究本部において設計が進められた。基本的には、アメリカ海軍第二次世界大戦中に23隻を建造したパタプスコ級油槽艦(満載排水量4,196 t)を拡大して、構造は日本海事協会(NK)規則に準じた商船構造とされた。ただし、高速航行下でのスパン・ワイヤを用いた横引き給油というアメリカ海軍方式は、大日本帝国海軍・海上自衛隊を通じて経験がなかったことから、浦賀船渠では、設計案の検証のため、模型実験が繰り返し行われた〔。
当時護衛艦の常用速度が12~15ノットと想定されたことから、最大速力16ノット、給油速力12ノットと設定された。これは、大日本帝国海軍の知床型隠戸型給油艦よりやや高速で、洲埼型足摺型給油艦と同程度であったが、優秀船舶建造助成施設に基づき建造された高速タンカー川崎型油槽船など)よりは低速であった〔。
船型としては、船首楼・船尾楼を有しており、その間のウェルデッキ(1甲板レベル)の上に給油甲板を設けて、両楼を接続するとともに作業スペースとして用いることとされた。船首楼後端には3層の艦橋構造物が設置され、戦闘指揮所(CIC)も設けられた。艦隊用給油艦としては最小規模(原型のパタプスコ級は航空機燃料補給用油槽艦)であったことから、搭載量としては、貨油(補給用重油)4,000キロリットル、真水1,000トンとされた。重油供給ポンプは600キロリットル/時の給油能力を持つ石川島堅型渦巻式蒸気タービン駆動ポンプとされている。これは火花を生じるおそれがある電動機を嫌ったための措置であり、船体後端に2基のボイラーが設置されていた。デリックポストは両舷前後に計4基設置していたが、元来1次防の計画外であったことから予算上の制約が厳しく、新造時においては、デリックブームは右舷前方(1番)と左舷後方(4番)の2基のみ装備された。就役後しばらく同様の状態が続いたが、1978年11月6日から翌年2月28日にかけて、残る左舷前部と右舷後部のデリック増設工事が日立造船因島工場において施工され 竣工以来10数年ぶりに本来の状態となった。当初から燃料だけでなく真水や糧食の補給も考えられていた。糧食等の補給用にデリッククレーンを2基装備した。また、蛇管接続方式としては、当初は大戦時米海軍と同様の単純な押し込み式が採用されていたが、のちにフランジ方式、カップリング方式、プローブ方式と順次に改良された〔。
新造時より、兵装として艦橋前の船首楼上に40mm連装機銃を1基備えており、これはMk.51 射撃指揮装置による統制を受けた。またレーダーとしては、かさど型掃海艇(30MSC)と同型のOPS-4Dが搭載されていたが、これは1978年11月から1979年2月にかけての定期修理の際に、たかみ型掃海艇(42MSC)と同型のOPS-9に更新された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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